来年のクラシックカーレースに向けて、サニー用のダンパーを製作しました。
TS-CUP 81号車「スズバンサニー 」用です。
いつもトップ争いをしている名門「鈴木鈑金」のベテランドライバー松並選手からの依頼です。
来年の更なる活躍とタイムアップを期待します!
シェイクダウンが楽しみです!
来年のクラシックカーレースに向けて、サニー用のダンパーを製作しました。
TS-CUP 81号車「スズバンサニー 」用です。
いつもトップ争いをしている名門「鈴木鈑金」のベテランドライバー松並選手からの依頼です。
来年の更なる活躍とタイムアップを期待します!
シェイクダウンが楽しみです!
茂原サーキットにて、オプション2誌の取材を行いました。
(ハチロクのコイルオーバーです。)
取材内容は、純正形状スプリングとの比較テストで「一体どんな効果や違いがあるのか?」というものです。
構造上、全くの同一レートでのテストではありませんが(横方向のレバーレートが違う為)スプリング以外はイコールの状態で行いました。
タイム計測はしていませんが、充分良い結果が得られました。
詳しくは、12月11日発売の『OPTION 2』を読んでみて下さい。
(ドライバーを努めて頂いたのは、RE雨宮レーシングの池田選手です。
ストリート車両の場合、車検対応か否かという問題は重要だと思います。
先日、車検について相談しましたところ、大筋大丈夫との回答でした。
「大筋」というファジーな部分に関しては、全国の各陸運事務局によって見解に誤差が生じるという事です。
基本は、シャシー(ボディー)及びホーシング本体(重要部品に属します)に加工が加えられていなければ、強度の検討や構造変更の申請は必要ありません。
弊社のコイルオーバーは、車体の改造は一切せずに装着できますので、問題ございません。
(純正のコイルスプリングを取り外すのも問題ございません。)
では、もし車検に通らない場合はどうするか?
車検時、検査官はなぜ車検に通らないか、何所の強度検討が必要なのかを説明する義務があります。同時に強度検討の計算式も提示する義務があります。
つまり、「構造変更が必要です」と言われた場合、計算式の提示を求めてその計算式に則って数字を入れれば良いのです。簡単ですね!
これをもって、正式にコイルオーバータイプの販売も開始致します。
車検対応を懸念されていた方へ、お待ちどう様でした。
CAR BOY誌とのタイアップ企画で進めてきておりました「AE101 GT300 Street Ver.」のシェイクダウンを筑波サーキット コース2000で行ってきました。
今回は、協賛企業様が勢揃いでした。
プレシオさん、CAMさん、メカルさん、ガレージ34さん、ボズスピードさん、BROSさん(敬称略、順不同)
タイムアタックのドライバーは、BROSの間野さんが担当します。
走行会に参加し、20分 x 3本の走行枠があります。
インターバルは2時間程あり、何かあっても充分な作業時間がとれます。
さぁ、いよいよ走行! と思ったらタイヤを温める間もなくピットイン。
「右コーナーでバイブレーションが起る」とのドライバーコメント。
左側のタイヤ周辺をチェックするが、特に異常は見られない。
一先ず最スタートしたが、バイブレーションが収まらないので、走行を切り上げてピットで原因をチェックする事になりました。
連続的な振動で、特にハンドルが取られたりする事も無いとの事なので、リアアクスル周辺を徹底的にチェック&増締め。
駐車場で旋回テストすると「ダダダダダ〜」とバイブレーションが、、、。
ベアリングかな?でも部品が無い。
と思ったら、さすがプロ集団!携帯電話で部品を手配して近くの部品屋さんまで取りに行くという荒技で乗り切る。
2回目の走行枠迄には部品が間に合わないので、バイブレーションが起る右コーナーは攻めずに様子を見る事に。
筑波は右回りのコースなので、タイムは気にせず全体バランスやエンジン等の様子を見るだけでした。(ちなみにこの状態で1’05”8 左コーナーは1ヘアピンと80Rだけです)
ドライバー曰く「何も起きない!80Rも全開のまま全く安定」との事です。
現在、パワーは約300psです。完全に車体と足廻りがエンジンパワーを上回っている状態の様です。
2ヒート目が終了し、リアのハブベアリングの交換をして駐車場でチェック。
直ってない、、。
この時点で本日の走行は中止となりました。
しかし、あらゆるカテゴリーのプロ達が集まって1台の車を手掛けていった、そのポテンシャルは相当なモノだと実感しました。
FF 2000ccターボの300psが 物足りないなんて!
次回のテスト迄には、今回のトラブル解決と100ps乗せ!でいく予定です。
今から楽しみです。
今月より発売開始したリアの全長調整式ダンパーとフロント用のカートリッジ(ショート)を装着して、筑波サーキット コース2000でテストを行いました。
車両は、N1規定に合致する車両です。
使用した車両はストリート車両ベースで、最低限の作り込みしかしていません。
エンジンも、所在や使用状態も判らないノーマルエンジンです。
ホイールはディッシュの様な重いタイプで、タイヤは048の195/60-14です。
結果、N1で定番 使用されているダンパーに対して、0.6秒のタイムアップでした。
ドライバーはN1レースでも実績があり、常に安定したタイムで周回して頂ける方ですので信憑性があります。
ちなみにタイムは、あとちょっとで7秒台というところでした。
車体やエンジンがバリッとしていれば、あと1秒以上いけそうですね。
問題は、40段ある減衰力調整を、前後バランスや使用するバネレートに合わせて どれだけセッティング出来るかですね。
1クリック毎の変化量が結構あるのに、40段もありますから、、、。
今回は最初の1ヒート(スポーツ走行枠)は方向性を見る為に5段づつ大きく動かしてみて、次の2ヒート目に2段づつ調整していきました。
最終的に、チェッカーが振られる最後の周回にベスト更新。
充分な戦闘力があると判断します。
以前より、ボルトオン出来るホーシング補強キットを作ろうと考えてますが、なかなか良いアイデアが出ません。
AE86リアのアイリング装着部分は、ホーシングからステー(外径16mmの丸い棒)が出ていて、そのステーに差し込むタイプです。
310サニーの様にアイリングをサンドイッチするタイプであれば問題無いのですが、ステーに差し込みとなると色々と難題が出てきます。
荷重が掛かるのはステーの根元ですので、ステー自体を補強しなければなりません。
やはり、溶接補強が一番良いのかな〜と思います。
ステーの周りにプレート補強を入れても、ステー自体が曲がってしまっては台無しです。
ナカナカ手強いです。
但し、営業車は現在まったく曲がりやクラック等は確認出来ません。
ハイグリップラジアルでのサーキット走行もしているのですが。
Sタイヤ、スリックタイヤでカタいレートを入れてみないと判りませんね、、。
ストリートをメインで使用される車は、補強無しで大丈夫でしょう!
サーキットメインでSタイヤ以上を使用される車は、溶接補強が安価で無難と判断します。
あと、本日リアのスプリングを変更してみました。
今迄は自由長200mmの6.3kgfでしたが、今回は 自由長180mmの8.0kgfプラス自由長55mmで密着荷重300kgのプライマリースプリングを組み合わせました。
結果、6.3kgfシングルよりも 乗り心地が良いです。
フロントは現在8.0kgfですので、前後同レートとなります。
プライマリーは、密着荷重が300kgありますのでAE86-Rrでは1Gで密着しません。
プライマリーが密着する迄のストローク部分は、かなりしなやかです。
Gが乗って、プライマリーが密着するとメインである8.0kgfが顔を出します。
コーナリングは、6.3kgfシングルの時よりも若干アンダー傾向です。
サーキットでは今迄弱オーバーだったので、このバランスだとニュートラルになりそうです。
次のサーキットテストが楽しみになりました。
テスト結果は、追ってブログにアップしていきます。
10月中に発売予定だったコイルオーバータイプは、ボルトオンの補強キットが出来ていない為に発売開始が遅れています。
既にボディー補強等により強化されている車両につきましては、販売可能です。
ご購入の際はご相談下さい。
全長調整タイプにオプションとしてアッパーシートのみを別売致します。
オプション アッパーシートの価格は、税込みで¥12,600_/左右セットです。
(コイルオーバー用アッパーシートを使用する際は、ダストブーツが装着出来ません。)
弊社の営業車は装着後5,000kmを越えましたが(ボディー補強まったく無し)特に問題は出ておりません。しかし、安全の為に補強キットを開発中です。
参考スプリングレートは、現在お使いのフロントと同レート位が目安です。
内径60mmで自由長150mm〜230mmを選択して下さい。
アッパーシート抜きの全長調整タイプは、11月1日より発売開始致します。
初回在庫は3セットのみございます。
在庫が1セットになった時点で5セット単位で製作致します。
在庫が無い場合は、約1ヶ月〜1ヶ月半お待ち頂く様になると思います。
全長調整式ダンパーの価格は、税込みで¥39,900_/1本です。
(コイルオーバー対応のロアシート&ロック付)
(スプリング、アッパーシートは付属しません)
ストロークは100mmですので、使用するリアスプリングは5.5kgf 以上とさせて頂きます。
これは、掛かるであろう荷重を考慮して設定してありますので、柔らかいレートのスプリングを使用しますと底付きを起こし、内部パーツの破損につながりますのでご注意下さい。
今後もストリート車両とレース車両でテストを行い、必要であれば仕様変更等も行って行きます。