最近は電気自動車のパフォーマンスも侮れない領域に来ています!!
現在、コラボレーションしながら、EVカーのテスト&開発を進めていまして
5/31〜6/1に関西に乗り込んでテストしてきました。
ベースは軽自動車の「ミラ」です。
8月に鈴鹿サーキットで「EVカーレース」があり、それに参加する車両です。
足回りで協力させて頂いてます。
EVカーは、通常のガソリンエンジン車に比べて、バッテリー分の重量が増加し
尚かつ重量バランスもノーマルカーとは大きく変わってきます。
当然、スプリングレートや減衰力特性、ストローク量もノーマルカー用のでは役に立ちません。
そこで実車のバランスに合わせた製作が必要になってきます。
細かいスペックは秘密ですが、良いトコロに来てると思います。
5/31
まずは街乗りの感じから。
初めて乗らせて頂きましたが、
そのパフォーマンスは正直ビックリしました。
パワー感は、へたなNAの軽よりあります。
交通の流れを充分にリード出来、峠道でもグイグイいけます!!
ミソは「EVカー用変速ギア」です。
(現在は2段ギアですが、将来的に4段ギアとかになるでしょう)
この「変速ギア」によって、小さなモーターでも協力なパワーが得られます。
何だか「電気自動車の時代」が近くなってると実感しました。
本当にそのパフォーマンスにはビックリでした。
6/1
鈴鹿サーキットにて全開状態での消費電力等のチェック。
生憎の雨、、、。
コーナリングの限界を求めるのは中止し、電力の消費量やギアと速度の感じ、
アクセルオフからいきなりフルスロットルでの応答等をチェック。
(自分は鈴鹿サーキットのコースがいまいち解らないので、コースを覚えるのも必要でして)
やはり、ほとんど全開だと結構な勢いで電力が減って行きます。
EVカーは電圧が落ちて来るとパワーが落ちてきます。
テスト時でも例に漏れず、最初のラップが一番速かったです。
今後の課題をまとめ、テストは終了しました。
今後の電気自動車の動向に注目です!
<写真>